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【渋谷区 世田谷区】自分で相場を調べる2
カテゴリ:不動産売却コラム  / 投稿日付:2024/05/17 16:24

「売りに出す前に自宅の相場が知りたい。できれば、不動産会社に電話する前に知っておきたい」。

そう考える方はたくさんいます。

では、どうすれば不動産会社に聞かずに相場を知ることができるのか?

それは、現在販売されている事例を基に算出することです。

前回に引き続き、どのように算出すればいいか、具体的な方法を2つご紹介します。

①チラシ

自分と同じマンションや周辺の物件が売りに出たら、そのチラシをとっておきましょう。

今販売中の事例は参考になります。

その物件が同じ広さ、同じ間取りであれば、なおのこと役立ちます。

事例を使って、次の計算式と方法で参考の値段を出すことができます。

「事例価格÷事例物件面積(㎡)」。

まずこの計算式で1㎡あたりの単価を算出します。

その単価にご自宅の平米数を掛けると参考価格が出ます。

例えば、ご自宅が70㎡。

チラシの物件が80㎡で2400万円の場合、「2400万円÷80㎡」で計算すると、チラシの物件の1㎡当たり単価は30万円であることがわかります。

あとは、ご自宅の平米数である70を掛ければ2100万円という参考価格が出ます。

もし、チラシの事例物件が数件あれば各物件の1㎡あたりの単価を算出し、その単価の平均値を出します。

こうすることで参考価格の精度はさらに上がります。

②ポータルサイト

チラシがなかったり、集めていなかった場合は、インターネットを利用しましょう。

一番簡単なのは、グーグルやヤフーでご自身の「マンション名」や「エリア×相場」を入れて検索することです。

マンション名に地名が入っている場合は、きちんと最後まで入力してください。

検索してみると、現在売り出し中の物件や過去の掲載物件のデータが拾えることがあります。

これは非常に便利です。

不動産会社も不動産会社専用のデータベースを使いますが、参考データがない場合は、このように検索エンジンを活用します。

後は、ヒットした物件データをチラシの場合と同様に単価計算すれば、参考価格が出ます。

ポータルサイトのいいところは、チラシに出ない物件が検索に引っかかるところです。

例えば、ご近所に知られたくない方でも、依頼した不動産会社のホームページには物件情報を載せている場合があります。

このようにチラシやインターネットを利用することで、不動産会社に電話する前に参考価格を知ることができます。

只、皆さんは不動産売却を初めて行います。

その為、この情報だけですべてを判断するのは危険です。

次回は自分で相場を調べる際の、気を付けるべきポイントをご紹介します。


調べⅡ
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